
こんにちは、クラミル代表の朝倉です。
今回の投稿は「造作家具」についてです。既製品の家具と違い、デザイン・使い勝手など、ミリ単位まだ自由に設計できるのが「造作家具」です。当然、この家の為にデザインされたワンオフ製品なので値段も高いものが多いです。
でもせっかくの注文住宅です、「ここぞ」という場所に少し予算を割いてはいかがでしょうか。いくつかの事例を交えて造作家具の良さをお伝えします。
造作家具の事例:洗面室

洗面室・脱衣室の造作家具の多くはデザインというより、とにかく「使い勝手」に特化したものが多いです。開き扉、スライド扉、引出しなどなど、こだわりポイントは無数に存在します。
必要な場所に必要な量の衣類などを収納するということに加え、日常の生活動線などを想像して自分だけのオリジナル家具を作ってみましょう。
造作家具の事例:テレビボード

テレビボードは、やはりリビングの正面に位置することが多いので言わばリビングの「顔」です。DVDソフトのコレクションやAV機器など、何かと散らかりがちなテレビ周りをスッキリ収納させつつ、デザインにもしっかりコダワリたいですよね。お掃除ロボットを考慮して床から浮かせたテレビボードも良いアイデアでした。
造作家具の事例:テレビボード2

このテレビボードは、2階のリビングに設置されたものです。よく見ると天井が斜めに傾斜しています。その斜天井の形状に合わせてテレビボードを作成・設置されたものです。スペースを無駄にすることなくデザインできるのも造作家具ならではですね。
造作家具の事例:キッチン背面収納

これ、テレビボードですが、実はキッチンの背面部分なんですね。あえてキッチンからリビングに床段差を設けてキッチンに立つお母さんが炊事をしながら、リビングでくつろいでいる家族とのコミュニケーションが取れるというもので、床段差を設けたことでテレビを視聴する視線がが下がらないのが良いポイントです。こういった家具だけでなく、建物全体で調整ができるのも造作家具のメリットです。
既製品+オリジナルパーツ:洗面台

コダワリが強ければ強いほど、価格が上昇するのが創作家具のデメリットです。次に紹介するのが、既製品家具とほんの少しのオリジナルパーツを足して「造作家具っぽく」見せた事例です。
安価な既製品家具の収納カウンターに「天然石の天板」を乗せただけのもので、たったこれだけで素敵な高級造作家具に仕立て上げることができます。
既製品+オリジナルパーツ:カップボード

最後に紹介するのが、オリジナルカップボードです。これも基本部分は既製品家具のカップボードにガラス扉と吊り戸棚の組み合わせです。これに先ほど同様に既製品カップボードに「天然石材の天板」を乗せて、吊り戸棚と下部カウンターのガラス部分に透かし模様の入ったガラスフィルムを貼っただけのものです。これだけで、グッと高級感が増し、ワンオフ製品のような高級家具に生まれ変わります。
造作家具の提案が苦手なハウスメーカーもあるよ

これまで紹介したとても素敵な造作家具たちでしたが、ハウスメーカーによっては、こういった提案が苦手なメーカーも存在します。また設計担当によっても大きく左右される部分(スキル的に)でもあります。やはり経験豊富な設計デザイナーやインテリアコーディネーターでないと難しいかもしれません。
そういったケースだと多くは既製品の「普通から外れる」というだけで、高額な見積書が出てくる可能性があります。内装にもしっかりコダワリたい方は、その点も踏まえてハウスメーカーの選定の優先順位として評価することをお勧めします。
以上、造作家具のご紹介でした。みなさまもぜひ参考にしてください。
