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お金をかける優先順位【4選】

お金をかける優先順位【4選】

2025.4.27

こんにちは、クラミル代表の朝倉です。

本日の投稿は、注文住宅を建てるときに、『優先的にお金をかけるところはどこ?』というお話です。内装デザイン、ユニットバス?それともキッチン?・・・違います。それらは10年後でもリフォームさえすればいつでも可能です。

そう簡単にやり替えの効かない場所にお金をかけるべきなんですね。その優先項目を4つ厳選してご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

1. 耐 震

首都直下・南海トラフ地震が、今後30年以内に確実に襲って来ると言われています。その時に「他が壊れているなら仕方がない」と、本当に言えるのでしょうか。

内閣府が発表している被害想定によると、約61万棟焼失・倒壊し、死者は最大で2万3千人という試算です。その為に耐震化住宅は必須です。

熊本地震・能登地震ともに耐震等級3の住宅の倒壊などの甚大な被害は報告されていません。なので、最低でも耐震等級3(基準法の1.5倍)、できればそれ以上の耐震実験を行っているハウスメーカーで建てることはもちろん、木造なら枠組み壁工法、鉄骨工法を推奨します。

2. 断 熱

断熱性能の高い住宅はもはやマストです。北海道だろうが、沖縄だろうが、その恩恵はすべての人に与えられます。例えば断熱等級6だと、冬季に非暖房室でも室温13℃は下回りません断熱等級7だと15℃を下回らないということです。

小さな暖房器具で、十分に室内を温められるという理屈です。もしくは、少し厚着をすれば暖房しなくても冬を越せるかもしれませんね。昨今の異常な電力価格の高騰は今後も続くことが予想されます。

それと、断熱性能的に弱いとされてきた「鉄骨造」。上の右図を見るとわかりますが、近年は壁内のディテールもかなり改善され、鉄の弱点である熱伝導(熱橋:ヒートブリッジ)対策もしっかり行われていてウィークポイントもだいぶ小さくなってきました。

・・・というわけで、こまかな断熱断面図から重要情報を読み取り、断熱性能に特化したメーカーを選びましょう。

3. 耐久性

住宅の耐久性において、一番高コストなのが外部周りの劣化です。その劣化を促進させるのが、太陽の光と共に浴びせられる『紫外線』です。この紫外線に耐性がある建築素材の代表はガラス・石・タイル・瓦です。この素材を用いた鎧(よろい)をまとい、メンテナンスコストの低い住宅を選びましょう。

外壁周りの劣化に対する補修工事は、およそ15年毎に行われるものが一般的です。その内容は外壁塗装工事と外壁のジョイント部分にあるコーキング材の打ち直しです。

紫外線による劣化は、外壁塗装表面の防水性能を失わせ、外壁の繋ぎ目であるコーキング目地も上の写真の通りです。もちろん雨水による乾燥・収縮も原因の一つです。こうなると劣化の速度は一層加速します。

30坪程度の一般的な住宅なら約200〜250万円程度の工事費をみておかないといけません。60年間の長期メンテナンスコストを予算として計上する場合は60年間トータルで800万円〜1000万円ほどかかることになります。

ハウスメーカーの外壁や屋根材の素材と工法で驚くほど差が生じて来る部位でもあるので、しっかり吟味して慎重に選定して参りましょう。

3. 換気・空調システム

標準的な断熱性能を備えている住宅で、換気による熱損失は、冬季において17%と言われています。この熱損失をカバーできるのが、「熱交換器」です。

それと空気の質にもこだわりたいですよね。外部の空気環境での悪者といえば、「花粉・PM2.5・黄砂」です。これらの室内侵入を防いでくれるのが「HEPAフィルター」です。こういった換気システムと、1台で空調を管理できる「全館空調システム」などにも予算が届けば採用したいアイテムですね。

特にこの換気・全館空調システムは各ハウスメーカーが独自性を激しく争っている部分です。比較ポイントは、日々の電気代メンテナンス性、それに室内空気環境への確実な除去効果です。ここは営業マンのトークなどに惑わされないよう数字・数値で判断したいところです。

ま と め

以上で、「後から替えが効かない」住宅の基本性能を4つ選びました。もうお気づきの方もいると思います。

これがあなたがハウスメーカーを選定する際に最も優先するべき内容なんです。この4つのポイントに強み・独自性のあるメーカーを選べば後悔しないこと間違いないです。正直、内装や設備よりもここが重要ですよ。

ハウスメーカーもたくさんあることに加え、特にこの4つの性能は、比較判断するにも専門的な知識もしくは説明が必要になる重要な部分です。クラミルが噛み砕いてご説明・助言をさせて頂きます。ご相談お待ちしております。それでは。