
こんにちは、クラミル代表の朝倉です。
本日の投稿は「断熱材」について。一般的な「グラスウールやロックウールくらいは聞いたことあるけど」という感じの方が大半だと思います。
実は結構種類が多いんです。今回ご紹介するのも10種類あります。似たような名前で実際どんなものか全てをご紹介するのは難しいですが、大きなカテゴリ分けと特徴をご説明します。
断熱材 3つのカテゴリー

断熱材の材質は、無機繊維系、発泡プラスティック系、自然系という3つのカテゴリーに分類されます。似たようなものが非常に多いです。
基本的には施工性と設置される部位(床・天井・外壁)によって使い分けを行います。
①無機繊維系

無機繊維系は、ガラスや鉱物などが主な原料です。コストパフォーマンスに優れ扱いやすい(ロール状)ので施工性も優れています。最もスタンダードな断熱材ですね。
最後にご紹介するハウスメーカー10社でも、6割がこれらの断熱材を採用しています。
②発泡プラスティック系

発泡プラスティック系は、合成樹脂に微細な気泡が含まれていて、高い断熱性を有するのが特徴です。
板状のもので厚みの種類も豊富で、形状保持に優れているので壁・床・天井・どの部位にも施工可能で施工精度を高めやすいです。複数枚重ねて用いることも可能です。
③自然系

自然系は、素材自体が吸放湿性を持つため、防湿シートがなくても結露しにくいという特徴があります。
再生可能な原材料を用いたものが多く、エコ建材としてアピールしているハウスメーカーが多いです。
大手ハウスメーカーの断熱

大手ハウスメーカー10社の断熱工法と断熱材を挙げてみました。やはりコスパの良い断熱材のグラスウールを採用しているメーカーが6割になります。
それと外壁に隙間なく断熱材を設置できる充填断熱が一番多いことがわかります。
その中でも、三井ホームと一条工務店がW断熱(外張り+充填)を採用していて、高断熱住宅をアピールしています。
W断熱を採用することにより、断熱等級7をクリアしています。もちろん壁にたくさんの断熱材を使用することは壁の厚みが増えることになりますが、断熱性能の高い窓サッシを採用することにより、断熱性能は飛躍的に上がり、「光熱費の削減」と「快適性」に大きく寄与するものなので「費用対効果」の高い工法だと言えるでしょう。
経年劣化や施工不良に注意

断熱材の形状(ボード状・ロール状・吹付)によって、施工部位の向き・不向きが生じます。特にロール状のグラスウールなどは、天井に敷き詰めるのは得意な場所ですが、床下に垂れ防止の工夫がないと上の写真のように経年により垂れ下がってくることがよくあります。
こうなると断熱性能はほとんど期待できないどころか、冷熱などにより、断熱区画に穴を生じさせ、内部結露などの原因に繋がってきます。断熱材は熱伝導率の数値だけを見て判断するのではなく、留め付け方法などの処置・対策方法まで考慮する必要があります。
またこういった部分の適切な指示を行う現場監督の経験・知識の豊富さも重要となりますね。断熱性能の適切な施工は、光熱費や快適性に直結するものなので、ハウスメーカーへの確認が必須となります。
以上、「断熱材」の投稿記事でした。こういった点でご不安等ありましたら、お気軽にご相談ください。それでは。
