
こんにちは、クラミル代表の朝倉です。
本日の投稿内容は「HEMS」についてです。「ヘムス」と読みます。HEMSとは、Home Energy Management Systemの略だそうです。
電気って透明で見えません。私たちが電気を意識するのは、光が点いている時か、スイッチを入れてモーターを回している時くらいです。
家中に巡らされた電気配線に繋がった家電機器により、電気が消費され、月末になると電力会社からの明細書と共に預金口座から勝手に引き落とされるのが電気という存在です。結局姿を見ることもなく消費され続けるものですね。
HEMSはその家庭で使われる電力を「見える化」して、消費電力を抑え、省エネルギー・低炭素社会を個人レベルで実現すること目的としています。
特に、ここ数年は、ロシア・ウクライナの戦争による石油価格の高騰、円安と、それらによる電気代が著しく高騰し、毎月の電気代の引き落とし額の増加に驚かされていますよね。
気のせいじゃなかった電気料金の高騰

総務省統計局が公表している統計データを見ると、2021年から比較して、2022年から急激に電気料金が27.3 %も上昇しています。
これは、ロシアによるウクライナ侵攻での原油価格の高騰が原因なのは明らかですね。まだまだ収まりそうにありません。これだけ電気料金が上がると私たちも自衛するしかありません。その自衛手段として有効なのがHEMSです。
HEMSの仕組み

インターネット回線を利用して、住宅に接続している太陽光、蓄電池、電気メーター、照明器具、エアコン、給湯器、電気自動車といった電気を動力源とする機器の使用状況を常に監視し(見える化)、節電に繋げる家庭内ネットワークです。
これが電力の見える化です。


HEMSによって得られる情報は、使用している電気がどの部屋の機器がどれだけ電力を消費しているかわかるだけでなく、生み出されている電力量や売電・買電の情報もリアルタイムに知ることが可能なんです。
もちろん定期的(日・週・月)な統計データも日々蓄積されていきます。節電というと、我慢とかイメージとしてはネガティブな印象を与えますが、見える化による効果で、ゲーム感覚で節電を楽しむというユーザーもいるほどです。すばらしいシステムですね。
全ての機器を遠隔操作する未来の住宅

アレクサやSiriなどの音声アシスタントとHEMSを繋げれば、音声により様々な機器をコントロールできるスマートハウスが完成します。
照明のON/OFF、電動シャッターの開閉、お風呂を沸かしたり、エアコンの調整、テレビや音楽機器をコントロールしたり・・・。とても便利です。
HEMSの未来

HEMSは住宅に接続された電気によって動く機器が主ですが、今後はガスや水道に繋がったあらゆる住宅内のインフラ設備が管理対象となってくるようです。
そうなってくると、SF映画などで描かれてきた本当の未来が家庭にも訪れてきます。楽しみですね。以上、HEMSシステムの紹介でした。それでは、また。
