注文住宅をお考えの方へ

後悔しない家づくりを、
クランチブログ

『階段の勾配』検証しましょ。

『階段の勾配』検証しましょ。

2025.8.27

こんにちは、クラミル代表の朝倉です。本日の投稿内容は「階段の勾配(こうばい)」についてです。注文住宅って本当に決めることが多いです。その中でも意外かもしれませんが、階段の勾配って注文住宅なら自由に決めれるんですね。

勾配を気にして生きてきた方って少ないと思うので、いきなり設計担当者から「勾配はどうします?」って聞かれても困るんじゃないでしょうか。今日は、そんな階段の勾配の違いを検証します。

法規制ギリギリだとこんな感じ

建築基準法では、住宅の場合で、蹴上(けあげ)23cm以下、踏面(ふみづら)15cm以上にしなければならないという基準があります。

これを守ってれば良いのですが、上の図を見てもらうとわかりますが、かなり勾配がキツイです。57度もあります。感覚として「壁」に近く、手をついて「四つん這い」で上がる感じですか。怪我しそうでとても危険です。

あくまでも法は最低基準なので、こうなります。気をつけましょう。

まぁ、普通な階段の場合

つぎに、一般的な13段の階段を見てみましょう。住宅の場合、昔の基準である尺貫法(しゃっかんほう)の3尺で900ミリの幅が基本mなので、この900ミリ幅を4段で割り付けます。

そうすると、1段の幅の踏面寸法が225ミリになります。これに先ほど同様に13段にすると、傾斜角は45度です。まぁ、これが普通の階段勾配ですね。

おすすめな階段勾配

つぎは、先ほどの13段に1段追加して14段の場合です。傾斜角は若干ゆるくなって43度ですね。これくらいあると良いと思います。

スペース的に可能なら15段で行きましょう

最後に15段でのものです。これはかなりゆるくなりました。数値としても傾斜角41度の緩やか階段ですね。もし15段を確保できるなら絶対にお勧めの階段です。

まとめ:重ねてみました。

まとめです。これまでの4つの階段傾斜を重ねてみました。こう見ると①の建築基準法13段がいかにきつい傾斜かわかりますよね。

やはり、怪我をした時や、体調の悪い時、また、老後のことなどを考えると、④の15段くらいのゆるやか勾配がいいですよね。

常にメジャーを持ち歩こう!

みなさんも、これは「上がりやすい」とおもったら、メジャーで実際の階段を測定することをおすすめします。なので、注文住宅を検討し始めたら、すぐに測れるようメジャーを携帯しましょう。

いかがでしたか?階段の勾配、日々上がり下りする昇降装置です。一度設置すると大規模リノベーションでもしない限り変更することはできません。慎重に吟味して参りましょう。以上、階段勾配についての検証でした。