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無垢材を選ぼう

無垢材を選ぼう

2025.4.23

こんにちは、クラミル代表の朝倉です。

本日の投稿は『無垢材:フローリング』です。注文住宅というからには、「すべてこだわりのものを用いたい」という方や、「普通の住宅で良いよ」という方まで様々です。

今回はすべて選べる注文住宅でも、1位2位を争うくらい、優先度が高いインテリア建材がこの無垢材です。

ただ、その優先度が高い割にはあまり知られていないのが、その種類と特徴です。今回はその無垢材について違いなどしっかりとお伝え致します。

床材ってどんな種類があるの?

床材(木質フローリング)の種類は大きく分けて2種類あります。100%木材でできた「無垢(むく)材」と芯材にベニヤを用いた「複合フローリング」です。

ぱっと見でこの2種類を見分けられる方は、かなりの「通」です。というのも、最近の床材は一見しただけではわからないくらい品質が上がって、見分けるのが難しくなっています。特徴を理解すれば見分けることも難しくはありません。

無垢材の特徴

無垢材に人気の秘密は、その本物の木が持つ「温かみ」や「風合い」そして「経年変化」などですが、とてもデリケートな建築素材です。特に冬の乾燥時には床材が反り返り、場合によっては両端に釘で留めていても、「ビシッ」という音と共に釘頭が床材にめり込むほどです。

それを抑えるの効果があるのが、床材の裏側に施された「溝」です。乾燥だけでなく、床暖房などの温度変化を伴うものは特にこの加工の有無が重要となります。

複合材の特徴

複合材は3種類あります。合板に木目を印刷されたシートを貼ったものがシート材突板(つきいた)は本物の板を0.5ミリ程度にカツラ剥きのようにスライスしたものを合板に貼ったものです。

ぱっと見は無垢材に見えますが肌触りなんかが違ったり、傷に弱く、衝撃を与えると基材の合板が見えたりします。挽板(ひきいた)は2~3ミリ程度の厚みがあることから、傷にも強く、風合いも無垢材のものとほとんど変わらず、見分けるのも難しいです。

商品によっては、無垢材よりも高いものもあります。無垢材のデメリットを排除している建材なのでこちらを選ぶのも良い選択だと思います。

無垢材の種類

無垢材の「節」って目玉のように見えて怖いって方多いようです。そう思うのは私だけではなかったようです。その節を排除しようと思うと、かなりの床材が不良品となります。

その節を排除した床材の短いものと長いものを接着剤でつなげて規格品(1820mm)の長さにしたものが、ユニタイプの無垢材です。あまり短いもの同士を繋げると見た目が「うるさく」見えるのがデメリットです。

床材メーカーによってはA~C種に分類されています。また幅が広いものほど値段が高くなり「高級床材」と呼ばれます。

無垢材:ユニタイプの事例

やっぱり少しうるさいです。ですが、これも味わいのうちです。ちなみに、この樹種はクリ材です。すごくメリハリの効いた床材で、荒々しい男性的な印象を与えます。

無垢材:一枚物(ソリッド)

これは一枚物の床材で、樹種はナラ(オーク)材です。一枚物と相まって女性的な優しい印象を受けますね。素敵です。

無垢材を選ぼう

以上、無垢材の種類と特徴でした。何でも選べるのが注文住宅の良いところです。床材の選定には、大手床材メーカーを選ぶのも良いですが、床材を得意とした材木店・銘木店なども選択肢としてあります。

床材の特徴は、性格や表情など人間と同じくらい様々な種類が存在します。しっかり吟味して、ご自身と相性の良い床材を選びましょう。

番 外 編

ちなみに、上の写真は、以前訪れたことのある床材メーカーのディネーセン:Dinesenで、デンマークの会社のモデルハウスです。築100年以上の古民家をリノベしています。このメーカーの床材は最高級クラスはダグラスファー(米松)という樹種を使ってます。

超幅広(約30cm)である上に、長尺(海上コンテナに収まるサイズまで)のものまで対応しています。実際に現地に見学にいきましたが、とても素敵な床材で、正直、床材を見てめちゃくちゃテンションが上がったのは、これまでの建築経験上これが最初で最後です。

それくらい素敵な床材でした。また、仕上げがオイルフィニッシュではなく、ソープフィニッシュを使用している為、白く粉っぽく仕上げられることで、上品な優しい女性的な印象を与えてくれますね。まさに床材の「クイーン」的存在です。

またお値段も通常の床材とは桁違いの価格設定です。ご興味があればウェブサイト覗いてみてください。https://www.dinesen.com/en